地産地消を推進する市と市地産地消推進協議会(川名 浩司委員長)では、南房総食材を使った料理コンテストを実施し、同コンテストで入賞したレシピを商品化できる方を募集したところ、市内で惣菜店を営む有限会社青倉商店が、どんぶり料理コンテスト(平成24年10月14日開催)の入賞レシピを活用した地産地消どんぶり弁当の発売を決定しました。
料理コンテストのレシピ商品化は平成22年から行われ、昨年、青倉商店で商品化した「地産地消カレー弁当」に続いて第三弾となります。
青倉商店では、最優秀賞作品を商品化した『お宝さんがひつまぶし丼(945円・予定)』と優秀賞・審査員特別賞6作品のアイデアを集めた『お宝どんぶり弁当(1,050円・予定)』を販売する。これらのお弁当には、昨年と同様に館山市でイタリア料理店オステリア・ベッカフィーコを営む田邉裕美子さんが描いたお弁当のイラストと料理の解説入りの掛け紙が付きます。
お宝さんがひつまぶし丼には、青倉商店特製の濃縮ダシと伊藤園のお茶がつきます。ウナギの櫃まぶしのように、いろいろな食べ方が楽しめる。
壱、まずはそのまま、何もかけずに召し上がるもよし
弐、だし汁をかけて、ご飯とさんが焼きを混ぜて、召し上がるもよし
参、だし汁とお茶をかけて召し上がるもよし(冬はあたたかく、夏は冷たく)
お宝どんぶり弁当は、サザエ、鯨、まほろばポーク、房州ひじき、サンガ焼きなど、どれも南房総を代表する特産食材や郷土料理が入った小丼ぶり5つが楽しめる。
これらの弁当は、11月25日(日)の千倉漁村センター周辺で行われた第4回産業まつりから販売をはじめました。産業まつりでは、上記の弁当のほか、10月に農林水産省主催の「第5回地産地消給食等メニューコンテスト」で食料産業局長賞を受賞した『房総お宝弁当』の販売も行いました。完成披露及び受賞記念として、弁当各30個を一律800円で販売し、お昼頃にはすべて完売しました。
また、産業まつり会場または青倉商店直営店で、料理のレシピを提供した小中学生に、青倉商店から「弁当の完成報告を兼ねて、家族みんなで食べてほしい」と弁当4個が贈呈されました。会場を訪れた子どもは、「私の料理がお弁当になって、とてもうれしい。家に帰ってから早速食べてみます。」と話し、お弁当を受け取りました。
産業まつり以降は青倉商店直営店(道の駅富楽里とみやま2F)にて土日祝日限定で10食程度の販売を行っていくほか、青倉商店の参加するイベントで販売を行う予定です。
①お宝さんがひつまぶし丼
▼最優秀賞
サンガの櫃まぶし丼(落合菜南美さん・白浜中学校1年)
②お宝どんぶり弁当
▼優秀賞
ほっぺおちる丼(伊藤こはなさん・富浦小学校1年)
南房総満載!!ひじきご飯の七福丼(小柴遼太郎さん・富浦中学校2年)
▼審査員特別賞
さんがのふわふわトロトロ丼(小池彩佳さん・白浜小学校5年)
マーボーひじき丼(戸倉綾希さん・富山小学校4年)
まほろばポークの塩こうじ豚丼(中野海斗さん・富浦中学校3年)
三芳とろぶたの塩こうじ丼 夏野菜添え(山田彩夢さん・富浦中学校1年)