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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2011年3月1日
2月土曜学校・大房を双眼鏡で見てみよう
拡大写真

2月の土曜学校、子ども達は双眼鏡を持って大房岬に出かけました。
本日のメニューは大房でバードウォッチングですが、せっかく双眼鏡を手にしたので、鳥だけではない発見もねらいます。
遊歩道入口から富浦湾を覗くと富浦小学校のエメラルドグリーンの屋根を発見できます。双眼鏡でグランドを見てみると少年野球の子たちが走っている姿がわかります。
第一展望台からは昨年の夏にクルージングで廻った猪瀬を覗いてみました。アドバイザーの先生が持ってきた大きなスコープで見ると、4人の釣り客がいるのがわかります。
運動広場の周辺では、シロハラやアオジ、カワラヒワなどの鳥たちを見つけることができました。アカハラが地面をついばんでいる姿を双眼鏡で覗いていましたが、子ども達は我慢しきれず近づいてしまいます。もちろん鳥たちは逃げてしまいました。
第2展望台からは東京湾を行き交うタンカーや小さな釣り船を発見できます。タンカーを見てみると船体の横にLPGの文字。液体プロパンガスの記号だそうです。
そして、この日一番の発見が、この第2展望台から鋸山の大仏様を見ることができることがわかったことです。双眼鏡ではくり抜かれている岩肌が見える感じですが、スコープで見るとその姿をはっきりと確認することができました。
スズメ島を見ると鏡ケ浦の水面がキラキラと光り、とてもきれいな風景が広がっていました。子ども達からは「宝石のような海だね」という声がありました。
そして最後は、オオトリ浜におり、波打ち際でワカメやトサカ採りを楽しみました。夢中になった子ども達の靴は、いつの間にやらずぶ濡れ。でも、春の海辺はとても温かでした。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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