トップページ > ニュース > 富浦エコミューゼ研究会 > №221ウォッチング絶景を求めて尻無坂を登る

富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2011年1月10日
№221ウォッチング絶景を求めて尻無坂を登る
拡大写真
豊岡漁港と逢島、その先が鏡ケ浦。絶景です

2011年ウォッチングの幕開けは豊岡地区の尻無坂を登り、絶景の風景を望む散策です。
まず、参加者が降りたのは豊岡海岸です。集合した時からの参加者の最初のお楽しみは決まっていました。
この日はとても穏やかに晴れ渡り空気も澄んでいたので、三浦半島の向こう側にくっきりと姿を現した冬の名物・富士山です。
参加者の皆さんはしばし、富士山の姿やわずかにみえる南アルプスの真っ白な山並みなどを楽しみました。
満蔵寺の里見氏供養碑や海禅寺の十一面観音などを訪ね、いよいよ尻無坂を登ります。
花もぎの終わった枇杷の木やきれいに手入れされたソテツの畑の脇を通り、枯葉が積もる山道を抜けると、富浦湾から大房岬を望み、鏡が浦まで一望できるビュースポットにたどりつくことができました。
その眺めは「絶景、絶景」。冬の日差しは眩しく、空も海も輝かせてくれ、美しさと温かさを伝えてくれました。
古の坂道を歩くと、こんなに素敵な風景がふるさとには残っているのですね。しかしながら同じコースを訪れても、なかなかこの体験を実感することはできません。だからこそ、この風景を記憶し、訪れ、伝えていくことが必要なのかもしれませんね。

次回のウォッチングは、2月12日の土曜日。大房岬で冬鳥をウォッチングします。
集合は富浦の元気倶楽部、出発時間は朝9時です。ぜひ、ご参加ください。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
▲ページの先頭に戻る