春に獲れた小鯛は春子(かすご)と言いますが、
今の時期に獲れるのは秋子とは言いませんので小鯛とします。
正確にはチダイの子供です。
エラ蓋の縁が赤いのが特徴で真鯛ほど大きくなりません。
ウロコを取り、頭を落とし、尾を付けたまま中骨だけを取りのぞく。
最後に腹骨をすくい取ります。
小骨を丁寧に抜いたところで、下処理は完了。
さてこれから味付けです。
まず塩で水分と同時に臭みを抜きます。
よく洗った後、水気を拭き取り、酢じめにします。
締め上がったら一晩おき、酢をなじませます。
そしてようやく握りに出来ます。
昔からの江戸前仕事は手間が掛かりますが
そこが職人の技術の見せ所です。
ちょこっと大根おろしを乗せても美味いんだな。
大徳家も、たまには良い仕事してまっせぇーーー。
大徳家ホームページ
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