トップページ > ニュース > 富浦エコミューゼ研究会 > 11月土曜学校・富浦青木地区を歩く

富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2012年11月30日
11月土曜学校・富浦青木地区を歩く
拡大写真
富浦に残る高札場跡は青木のみ。大きさは間口2m、高さ1.2m、奥行0.9m程度

11月の土曜学校は元気倶楽部から出発し富浦青木地区のお寺を散策しました。
元気倶楽部の駐車場から市役所へ向かう途中、細い小道が一本あり、そこへ足を進めると「青木の高札場」跡があります。
高札場は、昔の村の掲示板で、法度や掟書などを記した「高札」を掲げた場所です。岩の崖をくり抜いて作ってあります。今でこそ少し暗い雰囲気がありますが、江戸時代は青木村と多田良村を結ぶ主要な道路だったそうです。
次に向かったのは真勝寺。途中、富浦唯一の茅葺屋根の建物を眺め、安産・火除けの観音様が祀られるお寺の階段を登ります。真勝寺は高台にあり、崖には横穴墓らしき穴を見ることができます。
次の目的地、光厳寺に向かう途中には、毎年この時期に花を付ける桜の木があります。この日も寒空のした淡いピンクの花を咲かせていました。子ども達もこの季節に見る桜に驚いていました。
光厳寺では、これから法事のお客様があると言うのにもかかわらず、住職さんが本堂の中を見せて下さり、みんなで手を合わせました。光厳寺は里見義頼というお殿様のお墓が建っていることを教わりました。
最後は興禅寺。ここには義頼のお父さん・義弘の奥さんになる「青岳尼」の供養塔があることを教わり、元気倶楽部に帰りました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
▲ページの先頭に戻る