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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2012年11月13日
№243ウォッチング前期里見氏・白浜城山と杖珠院
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発見した富士山の姿。いつみても感動します

11月のウォッチングは、安房の国をおさめた房総里見氏の発祥の地・白浜の城山と、前期里見氏4代の菩提寺・杖珠院を探訪しました。
今回のガイドは、白浜城山道を活かす会の山口さんに加え、白浜地域づくり協議会の栗原会長や支援員の皆さんも案内してくださいました。
やぐら入口からは、緩やかな坂でとても歩きやすいコース。こちらから登ると第2展望台が最初に近づきます。展望台を前に西側を振り返ると木々の間から素晴らしい風景を発見することができました。山々の向こう側に雪をかぶった富士山の姿がくっきりと見えました。
参加者皆さん、しばしこの風景を味わいます。第2展望台から伊豆七島を眺めることができることはしっていましたが、城山から富士山を見ることができたのは大発見です。
小春日和となったこの日は、歩くだけでも気持ちがいい。素朴で味のあるガイドさんの案内が一層心を和ませてくれます。
第1展望台からは山道。岩を削り取った切り通しが城跡という雰囲気を伝えてくれます。
青木観音堂に降りた参加者は、芋井戸、青根原神社を探索しながら杖珠院へ。
杖珠院は、里見氏の初代・義実から茂義、義通、義豊の菩提寺です。杖珠院の名は、義実の法号・杖珠院殿建室興公大居士から名づけられたそうです。
参加者の皆さんは、義実の供養塔に手をあわせ、そこから見渡す白浜の町並みと澄みわたった空と海を眺め、帰路につきました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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