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地産地消の部屋 ニュース

2010年11月1日
南房総食材を使った料理コンテスト最優秀賞は『落花生プリン』
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2010料理コンテストで最優秀賞を受賞した『落花生プリン』(髙橋彩子さん)

 地産地消を推進する南房総市で、市内在住・在勤・在学の個人またはグループから募った「南房総食材を使った料理コンテスト」の最終審査会がこのたび、南房総市千倉社会福祉センターで行われ、最優秀賞に市内に勤める髙橋彩子さんの「落花生プリン」が選ばれた。会場には訪れた来場者が見守る中、審査員による厳正な審査が行われ、その後の試食会はで出展された作品に会場に訪れた約100名のお客様も舌鼓を打った。
 
 このコンテストは、市と市地産地消推進協議会(川名浩司委員長)が主催し、「お手軽!おいしい家族ごはん」をテーマに20作品の応募があり、書類選考による一時審査を経て、10作品に絞って公開の最終審査となった。髙橋さんの作品は、一般家庭でも簡単に作れ、普及性が高く、落花生を使ったプリンがありそうでない斬新な発想と審査員から高い評価を受けた。
 
 落花生は、千葉県で最もポピュラーな食材。南房総市でも9月~10月にかけて収穫され、今回の応募は家庭で余りがちなピーナッツバターを使用しての応募。ピーナッツバターと豆乳を使い、ヘルシーで簡単に調理できるので子どもと一緒に楽しく調理ができる。髙橋さんは「受賞するとは思っていなかったのでびっくりしました。この料理が家庭の中でコミュニケーション手段の1つになり、地域の地産地消を進めるのに役立てば嬉しいです。」と話す。
 
 また、審査会終了後には、市内で惣菜店を営む㈲青倉商店の青木則文さんから、11月28日の市産業祭りで、昨年度の料理コンテスト入賞作品のレシピを活用した地産地消弁当の限定発売が発表された。「子どもたちが一生懸命考え、作ったレシピはアイデアが満載で南房総をPRする力を持っている」と語り、今回の力作ぞろいの入賞作品も商品化を検討すると締めくくった。地産地消弁当の詳細は、市の地産地消ホームページで案内を行う予定。
青倉商店のホームページはこちら(外部リンク)から。

 さらに、市地産地消推進協議会の委員の一人、千倉町旅館組合の鈴木健史さん(魚拓荘鈴木屋)は今回、最優秀賞に輝いた髙橋彩子さんの『落花生プリン』を鈴木さんが経営する旅館で商品化できないか検討に入った。旅館で提供されるスイーツに落花生プリンが登場する日も近い・・・。
詳細は鈴木さんのブログ(外部リンク)より。
 

2010料理コンテストの上位入賞者は以下のとおり。
▽優秀賞
生稲直美「あじの落花生入り押し寿し」
自然の宿くすの木「夏野菜のミルフィーユ」
落合とも子「サンガのひとくちライスバーガー」

▽審査員特別賞
中村早苗「豚とん拍子のにぎやかちらし」
永井玉江「さざえとさつまいもの炊きこみおこわ」
黒川操「粒々とろとろ」
御子神玲子「お花畑のヘルシーハンバーグ」
いつものメンバー「アジのなめろうミルフィーユ仕立て」
いつものメンバー「アジと季節の野菜の春巻き」

皆さん、おめでとうございます。

【投稿者 地産地消の部屋 shigen@city.minamiboso.chiba.jp
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