2019年の台風15号・19号では多くのマスコミも取材に来られました。短期間での取材では事実誤認もありますが、その中で朝日新聞のデジタル版に載ったものを紹介します。
この内容は不正確なものも含まれますが、長期間の不自由な生活の中で最もリラックスできるのが「自宅でのお風呂タイム」であること、3日以上停電時には浄化槽のポンプ停止でバクテリアが死滅することで悪臭が発生すること、が阪神淡路地震・東日本大震災等での教訓でありました。
私達は、ポータブルガス発電機を利用してお風呂のコントローラーとトイレのブロアに1時間程度の給電することで、風呂とトイレの課題をクリアできることを実感できました。断水した家庭には地域水道からお風呂に給水も可能でした。電気と水をいくつかの系統から供給できる地域は災害に強い地域であると心底感じたものです。そして、燃料はプロパンが主流であること、ガス発電機にも使用できたことも頼もしい限りです。
この経験をもとに、2019年末に新しい災害対策活動計画を改訂しました。これらの計画は、これからの実践の中でより一層的確なものにしていく予定です。