先日載せました、サムソンの続きです。
髪を切られ目をつぶされたサムソンは、ガザの監獄に繋がれ
石臼をひかされてています。
ヘブライ人たちはそんな彼を責め立てます。
ペリシテ人たちは、そんな彼を笑い者にしようと神殿の宴に引き出します。
その中には彼を裏切ったデリラもいました。
サムソンはタゴンの神に祈ることを強要されます。
しかしサムソンは屈しませんでした。彼はエホバの神に祈り
神はそれをお聞き届けになりました。彼の力は蘇り、満身の力を
込めて柱を揺すりました。神殿は轟音とともに崩れ落ち、
サムソン、デリラ、大司祭、そして多くのペリシテ人たちが
下敷きになり、死に絶えたのでした。
さて・・、皆様はフィギュアスケートをご覧になるでしょうか?
近頃の日本の選手の活躍は素晴らしいですね。
2003年~2004年にかけてカナダの男子シングル
ジェフリー・バトル選手がフリーで「サムソンとデリラ」を
使用しました。どちらかといえば線が細く、美しい顔立ちの
彼ですが、その時のバトル選手は次々とジャンプを決め
力強く滑り切りました。中盤に流れていた「我が心君が声に開く」
は、サムソンの純粋な愛を柔らかく表現していたのかもしれません。