小向ダムの渇水対策は、節水と補水のバランスが「見える化」で効果をあげていると思われる段階です。勿論、温度差はありますがここでは「断水予定区域」とそうでない区域の連携が取れるか?にかかっています。
約4,000世帯の中で、3,200世帯のみが不安で、800世帯が安心という状態ではありません。全利用世帯が節水で断水回避の可能性が出てきました。大井地区は7割が地域水道である大井水道の利用世帯で、朝夷水道利用世帯は少ないほうです。かつ、今回は断水地域に入っていません。通常なら「無関心」です。今週は、この地域にも水と消毒用ジェルが全世帯に配布予定です。何故でしょうか?それは、全体が節水をすれば、3,200世帯の断水が回避できることが見えてきたからです。
添付は、大井地区に配布するものです。大井地区の丸山川からは600トン/日の補水が出来ています。この節水運動に全世帯が同じ方向を向いていくことが重要です。