小向ダムの渇水対策も「長期断水をどこまで伸ばせるか?」から「断水を回避できるか?」の見通しが出てきました。4,000世帯が利用する広域水道でこのような活動が、行政・市民が一体となって取り組んで効果をあげている事例はあまり聞いたことがない。少なくとも数値が「見える化」されていることで、「漠然とした不安」からの脱却できることを示しています。
そして、節水することの意識がこの地域で広まること、各家庭での「水の安心」対策を考えることが次の大災害に備えることでもあります。電気と同じように「水の供給方法を2系統作る」又は「自宅で一度貯めてから使用する」を考える段階です。それには、井戸水や地域水道の活用、貯水タンク設置とポンプの活用、停電時にもポンプや給湯器を動かせるソーラーシステム・バッテリー・発電機の準備等があります。今回の渇水は全国ニュースにもなっており、多くの方々からの支援・応援も寄せられています。感謝です。