これまでの活動の中で見えてきたことは、BOSAIが日常生活と切り離されてあり、いざという時に「使えない!」「どこにあるか忘れた!」ことが多いということです。これをどのようにすればよいのか?日常生活の中にBOSAIを組み込めれば解決できると思います。それは簡単にできるものから少し工夫が必要なものがあります。今回の提案は、3・11以後にテストを重ねた結果のシステムです。
ソーラーパネルとバッテリーの組合せが最も現実的であるが、その能力にが限界がある。そこで家庭電源をこの組み合わせに加えることで、日常生活に使用が可能となる。100V系の電源を12V系に組み入れるには電圧を調整する機器が必要になるが小型で安価なものを利用してシステムが構築できる。勿論、無制限に電気機器が使用できるものではないが、停電時のことを思い出して優先すべき機器を常に意識しての生活はこれからの「大災害多発時代」には必須である。「防災」はそのまま「BOSAI」で通じる言葉となっている。この活動と蓄積を広く発信していくことの意義は大きいと思います。専門的な知見をお寄せください。