トップページ > ニュース > 富浦エコミューゼ研究会 > №234ウォッチング大房バードウォッチング

富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2012年2月12日
№234ウォッチング大房バードウォッチング
拡大写真
大房岬でもいろいろな鳥たちに会うことができます

2月のウォッチングは、冬鳥たちの姿を観察に大房に出かけました。
元気倶楽部にて双眼鏡を手にした参加者の皆さん。双眼鏡の使い方のレクチャーを受け、早速、すぐ脇の岡本川へ足を向けました。
今年は冬鳥たちがとても少ないということです。川のカルガモも少ないようです。多田良橋の下に大きなアオサギが一羽、ジッと川面を見つめていました。きっと獲物をまっていたんだと思います。
移動して大房へ。駐車場に立ったガイドの第一声が「気配がしないんですよね。」。木々を飛び交う姿や鳴き声がしないということなんでしょうか。
確かに例年だと、いつもは何気なく見過ごしている芝生の園地に、こんなにもたくさんの種類の鳥たちがいることに驚かされますが、今年は姿を探すのにも一苦労。
最初に見つけたのがカワラヒワのグループ。一年中みることのできる鳥で、胸の黄色が目立ちます。観察しているうちに桜の木にコゲラが一羽飛んできました。灰褐色の羽に白い斑がシマシマ模様に見えます。キツツキの仲間です。
第一展望台にハクセキレイが歩いていました。いつもはペアでいることが多いそうですがこの日は単独行動。人が近づいても逃げようともしません。首を前後に振りながら歩く姿はとても可愛いらしいです。
ツバキの木の中にいるメジロを探しましたがなかなか見つかりません。諦めかけたその時、スッーと入り込んできた影。必死に探すといました、いました。本当に目の周りが白く縁どられていて、メジロってわかりやすい名前です。
鳥の数は少なかったものの、いつもと違う視点で大房を歩くバードウォッチング。皆さんも双眼鏡を片手に大房に出かけてみませんか。

次回のウォッチングは、3月10日の土曜日。大房岬で春の野草を味わいます。
集合は富浦の元気倶楽部、出発時間は朝9時です。ぜひ、ご参加ください。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
▲ページの先頭に戻る