トップページ > ニュース > あわコットンクラブ > あわコットンクラブ、夏はこんなに忙しかった

あわコットンクラブ ニュース

2011年10月16日
あわコットンクラブ、夏はこんなに忙しかった
拡大写真
夏の講演とワークショップから

お久しぶりです。
夏のあわコットンクラブは忙しく、なかなかみなさんに活動報告ができませんでした。
ここでまとめてお知らせします。

夏、海の日のイベント
7月のこの日は、南房総では各地でイベントが行われたと思います。
あわコットンクラブでも、「もっと知りたい安房の海のこと」講演とワークショップの第1弾が始まりました。
水産学者の平本紀久雄先生の講演「イワシはどう利用されてきたかー干鰯と木綿文化」。
<ちくらの漁師と網をつくる>ワークショップでは、現在ではもう使われていない『本目』を学びました。
南房総ばかりでなく、県北や都内からも多くの方が参加して下さいました。
漁業関係者と染織好きが集まった、なかなかおもしろい企画となり、お互い楽しい時間を過ごしました。

8月には、南房総市で現在企画している「まちの先生」の講座を行いました。
漁師網の講座を今まで逃していた方に、ひとりでも多く学んで頂きたいと思い、この内容にしました。今回はあわコットンクラブのメンバーが講師となって、漁師の方達が私たちに語ってくださったことを、市民の方にもお伝えしました。この漁師網の技法は、あわコットンクラブのハンモックとして発展制作されました。

同じく8月には、「ハンモックを作ろう」というワークショップを行いました。
大房岬の木陰で、絶好のハンモック日和となりました。今回は、アンデスのスプラング、というこれも現在ではほとんど現地でも使われなくなった古い技法で行いました。
この企画は今年、実験的なものだったのですが、かなり好評で、その後、様々なところから予約や連携の企画が持ち込まれました。来年が楽しみです。

9月には、東日本大震災のボランティアの帰り、代表のわたしが「東北コットンプロジェクト」の棉畑を見学に行きました。仙台市の名取川の河口付近は、大きな穀倉地帯だったのですが、津波で土に塩分が多くなり、その除去作業もできず、今年、お米が作れなくなりました。そこに、実験的に塩害に強い棉が栽培する試みがされました。今後の問題がないわけではありませんが、あわコットンクラブは、この「東北コットンプロジェクト」を応援します。


以上、この夏忙しかった、あわコットンクラブの報告を、簡単ながらさせて頂きました。

詳しくは、あわコットンクラブのブログをご覧下さい。

【投稿者 あわコットンクラブ awa-cotton-club@excite.co.jp
▲ページの先頭に戻る