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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2009年5月20日
201回ウォッチング逢島から大房山下まで
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大房・山下から見る富浦湾は一味違います

五月晴れとなった5月のウォッチングは、気温も上がり夏の気配。
この日は、富浦・豊岡地区の逢島(おうしま)から原岡海岸を歩き、大房岬の麓・山下の岩場までの散策を楽しみました。
これまでのウォッチングでは、通過点が多かった逢島。関東大震災前は島だったそうですが、その後、陸続きとなりました。
この日は逢島から対岸の景色も眺めることができ、天城山から伊豆半島、富士山が並んでいました。
豊岡の小さな湾に眼を向けると、法華崎、雀島、日蓮ゆかりの袈裟掛けの松や小三郎坂を、いつもとは違った角度から見ることができました。
ちょうど大潮の干潮時に恵まれ、澪の出た原岡海岸を歩き、海浜植物や貝殻を観察しました。途中、ナミノコやアオヤギを採る人たちのバケツを覗きながら、大房岬の麓・多田良の漁港に到着。防波堤を越え、山下の岩場に足を踏み込みました。
いつもだったら渡ることも難しい岩場も、潮が引いていたのが幸いし、普段は味わうことの少ない磯の風景と香りを楽しむことができました。
潮風がとても気持ちいい初夏のウォッチングとなりました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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