台風が心配な季節となりました。災害に備え、千倉町の災害ボランティア団体「千葉ボラサポート」が主体となり、朝夷行政センターと南房総市水道局の協力のもと給水車を用いて給水活動訓練が実施されました。
現役消防士のボランティアが指導に加わるなど、本格的に断水・渇水時を想定し、有事には2トンの清潔な水を富山浄水場からピストン輸送し、生活雑排水に使用できるよう、千葉ボラサポートの拠点 川口地区一時避難所高徳院まで実際に試験運搬し、市民に給水するまでをマニュアル化して受付対応も模擬訓練しました。2時間に1回ずつ、1人20リットル給水として約100人分弱の水が運べます。
また、有事には幅広くボランティアチームに属する人々と連携が取れるよう、鋸南町の支援を行っているPBVや鴨川市の災害ボランティア団体アパッチをはじめ川崎市や他市他県のボランティアチームに属する方々も参加しました。
今回は感染症予防の観点から広く呼びかけずに行いましたが、今後は年に一回はこのような訓練を継続させていきたいと思います。