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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2010年5月25日
5月土曜学校 白浜城山に登る
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手作りのベンチで一休み。木陰は涼しくて気持ちいい

5月の土曜学校は、房総里見氏の発祥の地とも言われる白浜の城山まで足を延ばしました。
初夏を感じさせるまぶしい日差しの中の遠出は、子ども達の気持ちも高め、バスの後ろからは歌声も聞こえてきました。
できたばかりの安房グリーンラインを走り、始めの目的地、白浜の巨大地すべり地層を見学しました。
地層前の駐車場には、案内をしてくださる地元白浜地区の「城山登山道生かす会」の山口さんと宇山さんが待っていてくれました。
この地層のある地域は、およそ400万年前には海の中だったそうです。しかも水深1500~2000mの海底だったそうです。
それが約200年前に大地震によって海底で地すべりがおきて、入り組んだ地層になったそうです。その後の大きな地震により海底から今の位置まで押し上げられたそうです。
次に向かったのが白浜城山。ゆるやかなコースで始まるやぐら入口からスタート。入口にある手製の杖をお借りして、元気よく登り始めます。展望台まで着く前に木陰で小休憩。日差しが強くなった分、木陰の涼しさがとても気持ちいいです。展望台に着くと目の前に広がる海にしばし見入ります。残念ながらこの日は、水平線はかすんでいて伊豆七島の島々を見ることはできませんでした。
野島崎は、「島」とつくとおり昔は離れていたそうです。また、この灯台は日本で3番目にできた灯台でもあるそうです。
城山というとおり、岩盤をくり抜いた虎口がとても迫力を感じます。そんな山道を抜けて、青木観音堂に到着。
里から見上げる城山は標高142mだそうです。展望台の位置を指さしながら、あそこまで登ったことを確認しながら、帰り道を歩きました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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