トップページ > ニュース > 富浦エコミューゼ研究会 > 1月土曜学校・バードウォッチング鳥の巣も観察

富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2014年1月26日
1月土曜学校・バードウォッチング鳥の巣も観察
拡大写真
大房岬のレストハウスに展示されているメジロとヒヨドリの巣

1月の土曜学校は、双眼鏡を持って富浦・大房岬に出かけました。恒例となった冬の野鳥観察です。今回のバードウォッチングでは、鳥たちの巣も観察しました。
出発前、ガイドの持ってきたくれたウグイスの巣とコゲラの巣穴で、鳥たちの生活を教わりました。ウグイスの巣はふわっと柔らかな巣です。子ども達は巣の穴に指を入れて巣のぬくもりを確かめました。キツツキの仲間のコゲラの巣穴は、木を半分に割ってあるので入口から中にきれいに掘ってあるのがよくわかりました。
大房岬に到着し、レストハウスにお邪魔しまた。ここにはメジロとヒヨドリの巣が展示されています。鳴き声の美しいメジロの巣はおわん形の巣です。クモの糸を使って枯れ草を固定しているのが特徴的です。外国にはあまりすんでいないヒヨドリの巣はツルや細い茎などをつかった少し粗めの皿型の巣です。
いろいろな鳥の巣を見た子ども達。双眼鏡を持って園内に足を進めるとハクセキレイやシロハラ、トビ、ウミウなどの姿を発見できました。
最後は南係船場から見える「ふい上げ」の断崖の中腹にある小さな岩穴にクロサギの巣があるのを発見しました。細い木の枝を使ったとても粗い巣のように見えます。
今回の土曜学校は、いつも以上に目と耳を使って歩いた土曜学校でした。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
▲ページの先頭に戻る