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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2014年1月14日
№257ウォッチング富山・勝善寺とすいせん遊歩道
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勝善寺の彫刻は三代目・後藤義光の作と伝わっているそうです

1月のウォッチングは、富山・二部地区の勝善寺と今が見ごろのすいせん遊歩道を歩きました。
すいせん遊歩道のスタートは道の駅・富楽里。県道を少し歩き、遊歩道の入口手前に勝善寺はあります。勝善寺は江戸時代の浮世絵師・菱川師宣ゆかりの寺です。
師宣の生年・没年は不詳とされていた時に、この勝善寺の過去帖から元禄7年(1694年)6月4日に逝去したことがわかったそうです。この過去帖は県の有形文化財に指定されています。勝善寺と師宣のつながりは、ヲカマさんと言う師宣の妹さんが嫁いだことにあるようです。
ガイドが説明をしていると住職さんが本堂に招いて下さいました。シンと冷え切った本堂。身も引き締まります。お寺には師宣に関する資料が多く保存されていて、予定になかった見学に時間を忘れます。このお寺は、もみじや銀杏もとてもきれいだそうです。秋の紅葉に訪れるのが楽しみです。
勝善寺を後にして遊歩道へ。ゆるやかな勾配で歩きやすいコースです。シーズンとあって他のグループも多くすれ違います。休憩をとりながら水仙の香りを楽しみます。展望所では岩井海岸を一望しながら、かつてこの地に建っていた勝善寺にまつわる民話を聞きました。(南房総いいとこどり・南房総資源辞典「とび石のはなし」)
今回は嶺岡中央林道へ出て、鋸南の下佐久間から富士山を眺めて帰路につきました。

★次回のウォッチングは、2月8日(土)。
 大房岬でバードウォッチング。冬の野鳥を楽しみます。
 朝8時50分までにとみうら元気倶楽部に集合して下さい。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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