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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2013年12月31日
12月土曜学校・富山地区の水仙遊歩道を歩く
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水仙の花びらの話を聞く子ども達

今年最後の土曜学校は、富山地区のすいせん遊歩道を散策をしました。
道の駅富楽里から県道89号線を鴨川方面に少し歩くとすいせん遊歩道の入口です。
畑の中の遊歩道を子ども達は駆け上がります。すぐに水仙の群落は現れます。まだ見ごろには早いようですが、梅の木の下には可憐な花を咲かせています。
途中で水仙の花のつくりを教わります。花びらは6枚に見えますが、外側の3枚はガク。花びらと見間違えるほどきれいな花びらです。
そして、水仙はギリシャ神話から名前がついことを聞きました。ナルキッソスという美少年が水面に映る美しい自分の姿を見て、あまりの美しさに動けなくなり、やつれて死んでしまうというお話です。水仙は少し下を向いているのは、ナルキッソスが水面をのぞきこむ姿だそうです。そして花言葉は「うぬぼれ」。子ども達は水仙の花をもう一度のぞいていました。
展望所に到着。目の前には岩井海岸から東京湾が一望です。穏やかに晴れ渡った水平線の向こうには大島と天城山がクッキリと浮かんでいます。おやつのクッキーを頬張りながら、しばし景色を楽しみます。
また一つ、子ども達の心にふるさとの風景が増えてくれるのを願いながら、富楽里に戻りました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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