トップページ > ニュース > 富浦エコミューゼ研究会 > 10月土曜学校・秋の稲村城址を歩く

富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2013年10月28日
10月土曜学校・秋の稲村城址を歩く
拡大写真
水往来。水を運んだ道は敵を一か所に集める掘りの役割をもっていることを教わりました

10月の土曜学校は、富浦地区の岡本城址とともに国指定史跡になっている館山市の稲村城址を歩きました。
稲村城址は、手入れがとても行きとどいていて、城の造りがよくわかります。堀切や虎口、土塁の造りや戦の時にどんな役割をするのかを教わった子ども達。
途中の横穴墓では、里見氏が城として使うよりももっと昔のお墓の話を聞きました。
城の中心部・主郭部は広く平らに切り開かれています。ここからは館山・三芳のまちと周辺の山々が一望にできます。西には鏡が浦から大房岬を見ることもできました。
子どもの一人が大きな切り株の上に乗り、眼下を覗いています。まるで城を見張る兵のようです。ここからだったら敵が攻めてくるのがよくわかることを体感しました。
今回の土曜学校では、秋をたくさん発見しました。城址の東側の入口ではミカンやカキの実が色づいていました。山道では栗の実やアケビを発見。貴船神社の近くではガマの穂やススキを見つけることができました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
▲ページの先頭に戻る