トップページ > ニュース > 富浦エコミューゼ研究会 > 1月土曜学校・新春の大房でバードウォッチング

富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2013年1月29日
1月土曜学校・新春の大房でバードウォッチング
拡大写真
アオジを観察する子ども達

年明けの土曜学校は、大房岬の冬鳥たちをウォッチングしました。
この日は、やや強い風が冷たく体に刺さります。いつもは遊歩道入口の富浦湾をじっくりと眺めて、母校・富浦小学校を双眼鏡で確かめるところですが、白波の姿に体を震えさせます。
風を避けながら、運動広場へ。陽だまりの芝生や木々の枝にたくさんの種類の鳥たちを発見できる絶好のポイントですが、今回は風が強すぎるのか、陽が弱いせいか鳥の気配がありません。
はじめに姿を見せてくれたのはハクセキレイ。大房ではおなじみの鳥です。尾を上下に振りながらチョンチョンを歩く姿はとても可愛いです。
同じ芝生でジッとしていたのはシメ。頭の茶色とぷっくりとした姿が印象的です。この他にもヒヨドリやアカハラ、アオジなども見つけることができました。
でも、この日の一番の発見は、大房からスカイツリーを見ることができることです。第一展望台から東京湾を眺めると鋸南の浮島があります。フィールドスコープを浮島の中央やや左側にセットしてもらい、順番で覗いてみます。
風は強いのですが霞がとれず、スカイツリーは薄っすらと確認できる程度ですが、確かにスカイツリーです。しかも結構な大きさで確認することができます。しかも肉眼でもわかるほどですから、きっと条件が良ければくっきりと確認できるはずです。
第二展望台からも確認できるそうですが、移動している間に霞が強くなったせいか、残念ながら確認することはできませんでした。その代わり日本寺の大仏様を見ることができました。ちょうど陽が当たりくっきりとその姿を浮き上がらせていました。
子ども達はいろいろな発見をしながら、風の吹く大房岬を楽しみました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
▲ページの先頭に戻る