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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2012年12月11日
№244ウォッチング丹生の鉄塔と女夫石へ
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鉄塔からは低名山倶楽部さんが設置してくれた標識が案内します

12月のウォッチングは、富浦の丹生地区と居倉地区の山中にある鉄塔と女夫石(めおといし)を探索しました。
この日はキリッとしまった空気で、空も青く澄みわたっていました。丹生の枇杷倉庫の先に林道の入口があります。参加者はここからスタートします。道路に積もる落ち葉は晩秋の香りを漂わせます。間もなく館山道の高架橋下に出ます。ここからは手取地区の妙蓮寺へと行くことができます。
カラスウリやフウトウカズラの朱い実に秋の名残りを感じながら足を進めると、NTT専用道路であることの標示板を発見。鉄塔はNTTの富浦無線中継所です。ここから1200mであると記しています。
ここからは上り坂も少しきつくなります。大きく右に折れる道を曲がると尾根の上に鉄塔の姿が現れます。青い空にそびえる鉄塔。白い雲がゆっくりと流れていくのが印象的でした。この坂を登りきると鉄塔の広場へ。参加者も一休み。
鉄塔の脇を進むと三角測量の基準点、女夫石三角点が設置されています。三角点を確認して山道を進むと大きな岩が現れます。そこまでの間も、その周辺にもまったく岩など無いのに突然に大きな岩が三つ。大きな石が二つ。この岩が女夫石で人が一人通れるくらいの隙間が空いています。もう一つの小さな岩は子どもの様に寄り添っています。
何故ここに岩があることは謎で、山の神様が運んだとか、山の神の通る道とか、その答えはわかりません。
そんな不思議な話の残る女夫石を後にして、参加者は林道を降りました。

※次回のウォッチングは1月12日(土)
 知らない道シリーズで福澤から小原の白岩弁財天を歩きます。
 朝8時50分までに元気倶楽部にお集まりください。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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