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歴史の郷へ応援団三原 ニュース

2025年11月12日
とうしろ台城跡を地元青年有志と共に危険木の伐採など環境保全作業を実施。
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傾斜木など危険木を伐採
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寄贈頂いた人口木のデッキ設置(5基)

とうしろ台城保全・環境整備に汗(11月2日)
地元青年有志も協力
 南房総市和田地区の地元有志で組織する「とうしろ台城里山プロジェクト」(代表鈴木 博)の会員は、同地区のとうしろ台城跡で竹やぶの伐採、下草刈など城跡の環境美化を進めている。現在会員は12人で日曜日に参加できるメンバーで年間を通じて環境整備に尽力している。
同市和田町小川の中央にある台地を生かした山城で、千葉氏一族と言われる境井氏の居城だったと伝えられている。地域に眠る歴史を守ろうと竹やぶ伐開を進め、伐採した竹やぶの中から約100本のイチョウが出現し、更に元気になったイチョウの黄葉も見事で、千葉県安房地域振興事務所の紅葉スポットにも掲載されるようになった。
 この日は、郷土に残る伝承や史跡を市内外に発信、活動している「歴史の郷へ応援団三原」のメンバーと地元青年有志4人も作業に協力した。
 イチョウの黄葉時期(11月下旬から12月初め)には来訪者も多いため、青年有志の林業関係者が令和元年台風被害の傾斜樹など伐採した。
また、同市三原出身の江口 洋さんから、来訪者の休憩用にとウッドデッキ5基が寄贈され、組み立て設置作業も行った。
同会では、「埋もれている歴史資産、イチョウの景勝地としての資産を地域活性化に繋げ、訪れる人に楽しんでほしいと環境整備に取り組んでいる。

【投稿者 歴史の郷へ応援団三原 tamachan.s@icloud.com
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