10年8月23日
「房州地布を見る会」
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あわコットンクラブ<コットン・コミュニケーション>の第4弾。「房州地布を見る会」が白浜海洋美術館で、8月28日より11月まで、連続4回で始まります。
そもそも、あわコットンクラブは、2008年7月の白浜海洋美術館での「房州地布展」をきっかけに発足しました。地布という自家製の布は日本各地に残されておりますが、この房州のものがまとまって展示をされたのは、それが初めてでした。郷土歴史の史料としても保存の価値の高い布を、縞帳という形での保存を提案し、それに伴う調査研究が始まりました。白浜海洋美術館所蔵の地布は170点を超え、昨年ようやく縞帳のリストが完成しました。
今回の企画は、「房州地布展」で展示をされなかったものも含め、一点一点手に取りながら、丁寧に見てゆきます。収集された元館長さんを交え、当時のお話や、また、あわコットンクラブの糸紡ぎのデモンストレーションを参考に、手紡ぎ糸、手織布の良さを実体験し、ルーペで糸のでき方や、布の様子なども検証します。あわコットンクラブの調査の中間報告として、房州の紺屋の様子や、その他の天然染料の話、房州で産する植物繊維や養蚕の話など、布愛好家や染織の初心者から、深く興味のある経験者まで楽しんで頂ける様な内容となっています。
【期 間】8月?11月 毎月第4土曜日
【日 時】第1回 8月28日(土) 14:00?16:00
【場 所】白浜海洋美術館
【参加費】\1500/回 \5000/4回
【問合せ】TEL 0470-44-1780(あわコットンクラブ 事務局)
*あわコットンクラブでは、「房州縞帳」制作ボランティア、及び制作賛同者の寄付金の協力を呼びかけております。詳細は問合せまで。
【あわコットンクラブ】
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