10年6月28日
「指先が紡ぐ安房の記憶」
写真を見る
この安房の地では、ちょっと前まで、
棉の栽培や養蚕が盛んだったことは、みなさんご存知ですか。
安房の女たちは、農家の嫁であろうと、漁師の妻であろうと、
畑に棉を植え、糸を紡ぎ、それを機にかけ、家族のために布を織っていました。
家によっては蚕を飼い、生糸や紬糸を作っていたところもあります。
そんな話はまるで遠い昔の、のんびりした生活の様に思えますが、
現在、80歳くらいの方なら、こどもの頃の記憶の中に、
そっとしまい込まれているのではないでしょうか。
あわコットンクラブでは、そんなおばあちゃんの記憶を尋ねて、
当時、暮らしのなかに息づいていた布を見ながら、
いっしょに楽しい時を過ごしたいと思います。
近くのおばあちゃんを招いて、
おばあちゃんのおばあちゃんが織った布を見たり、
当時の暮らしの様子をお話したりしていただきます。
その後は、棉畑の楽しい!農作業があります。
みなさん、梅雨空で一気にのびた草と格闘しましょう。
あわコットンクラブによる、綿繰りから糸紡ぎまでの
ワークショップもあります。
そんな布ならうちにしまってあるよ、というおばあちゃん、
そんな道具ならうちにもあるよ、というおばあちゃん、おじいちゃん、
どうぞ、遊びにきて下さい。
房州の布のはなしに興味のある方、
棉栽培、繊維から糸になるまでを体験したい方、
ご連絡下さい。
日 時;7月?12月 毎月1回
第1回:7月11日(日) 13:30?15:00 お話
15:00?16:00 農作業
場 所;和田「ひだまりの郷」(南房総市和田町小川897)
参加費;1500円(農作業参加の方は、500円)
持ち物:農作業に参加する方は、草取り鎌、及び作業に相応しい服装
連絡先:TEL/FAX. 0470-44-1780(あわコットンクラブ事務局;かさい)
【あわコットンクラブ】
1.ニュース一覧へ
0.団体ページへ戻る
(C)南房総市