夏休みに富山公民館で、竹燈作り教室を行いました。
参加者は、小学校1年生から中学校1年生までの9名とその保護者7名。
(小学生は、男3人 女5人 中学生は男1人)
竹燈作りの工程は、
1 火袋となる孟宗竹の先を、鋸を使って斜めに切り落とします。
2 竹筒に銅管を挿し、これを銅線で固定し、さらに、孟宗竹の中央に立つように竹ひごで固定します
3 風防となる木枠を電動ドライバーを使って組み立てます。
4 風防に障子紙を貼り、絵の具で思い思いの絵を描きます。
5 孟宗竹の中に水を張り、筒にろうそくを挿して完成です。
講師は、この竹燈を使って富楽里、ローズマリー公園、大房岬のライトアップ、体験学習などを通して環境保全を考えていこうと活動を展開している「ECOM竹燈」(嶋田孝之代表)の皆さんにお願いしました。安全に配慮して、あらかじめ切り込みや穴を空けて、工作しやすいキットを用意していただきました。
鋸や電動ドライバーなど、今まで使ったことのない工具を使い、小学生にとっては高度な工作でしたが、子供たちは、初めての経験に興味を持って、最後まであきらめず、約1時間半の工程を終え、全員が竹燈を完成しました。保護者の方々にも難しいところを手伝っていただきました。
子どもたちからは、「難しかったけど、オリジナルの竹燈をつくることができてうれしい。」「家に帰って、持ち手と台座を付けたい。」などの感想があり、出来栄えに満足していました。