7月10日(土) 読書会 午后2時〜4時
7月17日(土) 朗読会 午后2時〜3時
7月「よだかの星」
よだかは、実にみにくい鳥です。
顔は、ところどころ、味噌をつけたやうにまだらで、くちばしは、ひらたくで、耳までさけてゐます。
足は、まるで」よぼびょぼで、一間とも歩けません。
「よだかの星」は、こんな描写から始まる。
原罪ともよべる、在ることへの深い罪の意識、命の哀しさ、
よだかは天への飛翔を強く希求する。
そこには<のろしのように>飛び立つよだかの姿があった。