8月2日(日) 第5回子どもたちによる水辺の生きもの観察会が丸山川上流の千葉県酪農のさと近くで開催された。
猛暑が続く中、当日も35℃近い暑さではあったが、9時半を過ぎると次々親子連れが集まって下さり、10時の開始時には40人を超える参加者があった。
始めに当日の進行手順を説明した後、「熱中症に気をつけてください」「石に苔が付いて滑りやすくなっているので転んでケガをしないように」と注意を促した。
その後川に移動して水温、川幅、水深、流速、透視度などの川の状況調べを行った。結果は、水温は27℃、川幅2.2m、水深20cm、流速43cm/s、透視度+30cmであった。
10時20分くらいからみんなが川に入ると、子どもたちは「オタマジャクシを捕まえたあ」「あっ、逃げられたあ」などと叫びながら夢中になって生きものを探した。そうして約40分が経って捕獲作業を終え、それぞれバケツに入った生き物を持ち寄り、種類ごとに分けた。たくさん捕れたのはサワガニ、ツチカエル、オタマジャクシ、カワエビで、ハヤ(オイカワ)、シマドジョウなども捕まえた。また、指標生物では、ナガレトビケラ、ヘビトンボ、コオニヤンマが捕獲された。
集計表にこれらの生きものを記入して水質を判定した結果、水質階級Ⅰの生物が多かったことより、今年もこの川の水質は「水質階級Ⅰ」と判定された。
こうして生きもの観察会は11時20分に無事終了し、最後に全員で記念撮影をして解散した。