8月3日(日) 第4回子どもたちによる水辺の生きもの観察会が今年も丸山川上流の酪農のさと近くの川辺で開催された。この所の猛暑と各地区の行事が重なっており出足が心配されたが、10時近くになると次々親子連れが集まって下さり、受付を済ませた参加者は30人を超えた。
10時過ぎ 開会挨拶と手順の説明の後、川に移動して水温、川幅、水深、流速、透視度などの川の状況調べを行った。その結果水温は26℃、川幅1.3m、水深8.5cm、流速53cm/s、透視度+30cmであった。
10時20分くらいからみんなが川に入って生きものを探した。子どもたちは夢中になって網を入れ、次々とサワガニ、ツチカエル、カジカガエル、オタマジャクシ、オイカワ、シマドジョウ、シマエビなどを捕まえた。
10時50分、予定時間より早かったが生きものが多数捕まったことと気温が高くそれらの生きものが死んでしまうことを恐れて捕獲を終えた。
捕獲したたくさんの水性生物を分類して、一つ一つ名前を確認、自分の捕まえた生きものになると「その一番大きいのは僕が捕まえた」などと子どもたちから声が飛んだ。そして指標生物であるヘビトンボ、ナミウウズムシ、カワゲラ類、サワガニが多数いたことから、この川の水質は「水質階級Ⅰ」と判定された。
こうして生きもの観察会は無事終了し、最後に全員で記念撮影をして解散した。
今回もNPO法人環境カウンセラー千葉県協議会のメンバー4人が参加され、厚い支援をしていただいた。感謝申し上げます。