海からの贈り物。みんなたくさん見つけたかな

６月の土曜学校は、富浦地区と岩井地区の境となる石小浦・小浜海岸を歩き、海のお宝を探しました。
久しぶりに海岸に出た土曜学校。しかも、ほとんどの子ども達が富浦側の北端となるこの海岸に来たことが初めての様子です。
普段は歩くことない岩場を滑らぬようにバランスを取りながら、そして岩と岩の間に手足を伸ばしながら慎重に海岸を渡ります。
石小浦から小浜との境に本当に小さなポケットビーチがあります。先日の台風でカジメやアラメなどの海藻が浜辺に打ち上げられています。
一見、ゴミのように見える海藻の山。でも、このカジメやアラメを焼いてできた灰が、ヨードチンキという消毒薬になり、日清戦争や日露戦争ではとても活躍をしたことを聞き、ゴミのように捨てるようなものから価値を見つけることの大切さを学びました。
このポケットビーチからお宝探しが本格的になります。子ども達は砂浜に打ち寄せられた海からの贈り物に目を這わせます。
この海岸にはたくさんの種類と大きな貝殻を見つけることができます。ボウシュウボラにタカラガイ。しかもタカラガイの種類は豊富です。もちろんシーグラスを拾い集める子もいます。
途中、地元のおばさんが、集めてくれた貝殻やサンゴ、軽石などを子ども達にプレゼントしてくれました。
ポケットビーチに戻った子ども達。この日探し当てた自分の宝物をみんなに披露してもらいました。今日拾った海からの贈り物を満面の笑みで高く掲げていました。
とても素敵なビーチコーミングになりました。

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