和田地域づくり協議会『WAO!』では生きがい部会員を中心に「和田のサークル・ボランティア活動を考える」をテーマに8月28日(土)に第2回寺子屋講座を開催しました。農繁期の大変多忙な時期にも関わらず約70名の方が参加しました。
当日会場では部会員で手分けして配布・回収したサークル・ボランティア団体のアンケート結果を展示、その周りではボランティア団体「なごみ」による喫茶店もオープンし、講座に参加した皆さんが懇談する姿が見られました。
なお、講座の内容は次のとおりです。
○部会員で手分けして取材したサークル、ボランティア団体のビデオ紹介、
○NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ代表理事 牧野昌子氏による講演
演題:「過疎化・高齢化が進む地域におけるサークル。ボランティア活動の現状と支援のあり方」
講演の概要は次のとおりです。
○和田地域の良さは、温暖な気候、食料自給率が高いこと、また、歴史・文化が地域に根ざしていること。そして、地域の人達の顔が分かりあえる関係があること、地域の人々は仕事を退職した後も田畑を耕すことができるため生涯現役であることであること。
○サークル活動やボランティア活動は、人々の生きがいづくり、やりがいづくりにつながり、それが地域づくり活動につながっていく。
○地域の情報発信は大変重要である。特に、現況を知り、それを分析して伝えるという情報収集をした上で発信することが重要である。
○和田地域と同様に地域づくり活動が全国で盛んに行われているが、和田地域での成果を全国に向けて発信してほしい。
今回の講演をもとに、「WAO!」ではサークル・ボランティア活動の支援のあり方や情報発信について検討していきます。