和田町の真浦地区にある真浦天畑に和田小学校3、4年生児童計16名がキンセンカの苗を植栽しました。
和田町は間宮七郎平が安房で初めて花栽培を始めたとされた地であり、この真浦天畑も数年前までは
生産者の高齢化や担い手不足により畑が放置され荒れた状態となっておりましたが、地元有志達が中心
となり「真浦天畑保存会」を結成し、定期的な草刈りや歩道などの整備を行い、美しい景観を残す為の
努力を行っています。
今回は「真浦天畑保存会」の皆さんが事前に耕し畝を作っておいた畑に、和田小の児童がキンセンカ
の苗を700本ほど植栽しました。
このキンセンカは来年の卒業式に使われる事から、参加した4年生の児童は「大事に育てて、来年の卒
業式にきれいな花を咲かせて欲しい」と話していました。
保存会の皆さんもそんな思いに応えるよう、児童達が帰った後も、猪に荒らされないよう、電気
柵を張り、汗を流す姿が見られました。
丈夫に育ち、きれいなオレンジ色でこの段々畑が染まる事を願っています。
「真浦天畑保存会」では一緒に作業をしてくれる方を募集しています。
興味のある方は、是非ご参加下さい!