2月2日(木)にとみうら元気倶楽部で、財団法人都市農村交流活性化機構主催の地産地消活動調査報告会(南房総会場)が開催されました。会場には、近隣の市町村・遠方から多くの参加者が出席し、全国の優良事例報告と南房総の取り組みについての講演を聞きました。
開催地を代表して石井裕市長から、「国や産業、生活の根幹は一次産業。一次産業が衰退すると国の根幹が崩れてしまう。地産地消は、一次産業を立て直す方策のひとつと考えています。南房総の地産地消の取組みは発展の途上にあり、今回の報告会をきっかけに、参加者の皆さんと地産地消を通じてお互いの地域が発展していけたらと思います。」と歓迎の挨拶がありました。
全国の優良事例についての報告を筑波大学名誉教授の永木正和先生、地産地消活動の推進に関するアンケート調査の報告を京都府立大学講師の中村貴子先生から報告があり、「南房総市における地産地消の取組み」を地域資源再生課の石野正人主査が、「道の駅とみうら枇杷倶楽部の活動紹介」を㈱とみうらの鈴木賢二業務部長が紹介しました。
また、質疑応答では「南房総市の流通拠点施設について具体的に教えて欲しい。」「I・Uターン者の活動について教えてほしい。」「食育についての取組みは?」「買い物難民についての取組みは?」「耕作放棄地の取組みは?」「枇杷倶楽部の加工原料の確保方法は?」「枇杷倶楽部のシステムの拡大について具体的に教えて欲しい。」など活発な質問・意見交換が行われました。
地産地消活動調査報告会は、引き続き2月23日に石川県白山市、3月1日に東京会場で行われます。ご興味のある方はコチラから。