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地産地消の部屋 ニュース

2016年4月25日
金髙さん(和田町)にっぽんの宝物グランプリ2016で準グランプリ獲得
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準グランプリの金高さん(中央)
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イワシフィレのづけ丼

 南房総市では、農商工連携などの異業種連携による商品開発・販路開拓を進めるコラボレーション事業をサポートする南房総産ビジネス倶楽部(MBC)を運営しています。
その会員の(有)アルガマリーナ(代表取締役 金髙武夫さん)が4月3日に開催されたにっぽんの宝物JAPANグランプリ2016で準グランプリに輝き、秋に開催される世界グランプリの出場権を手に入れました。

 MBCでは、市内の農林水産物を使って事業展開しようとする事業者を支援しようと農商工が連携する効果を知ってもらおうとセミナーを開催しています。このセミナーの講師を務める農商工連携のコンサルティング、プロデュースの第一人者で、(株)アクティブラーニング代表取締役の羽根拓也氏がプロデューサーとして関わる、コラボグランプリの第1回日本大会「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」が大阪府の大阪駅前のうめきた広場で開催され、南房総市和田町で食堂“海の食処「なむら」”を経営する(有)アルガマリーナ金髙武夫さん(72)の「イワシフィレのづけ丼」が千葉県代表として出場しました。このグランプリには、高知、山口、沖縄、宮崎の各地のグランプリで勝ち抜いた7組と千葉の金髙さんの商品の8商品が出品されプレゼンテーション方式で審査されました。
 金髙さんは、漁師を30年続けた魚のプロで、「魚食のよさを伝え、地域を活性化させたい」「子供たちに食べてもえる魚料理をつくる」「食物連鎖の底辺にあるイワシにこだわり、イワシのエネルギーは、ほかの魚に負けていない。付加価値をつけることで、タイをも超える商品になる」とプレゼンテーションで力説をしました。イワシの旨みを引き出すためづけ丼にし、千葉県産のショウガや大葉を添えて審査に挑みました。
 審査員からは、「づけ丼の素材は、地元産にこだわっているのか」「輸出をすることはできるのか」など、商品へのこだわりや世界への販売について質疑がありました。
 審査の結果、準グランプリに輝き、今秋にシンガポールで開催される世界大会の出場権を手に入れました。
 金髙さんは、「第1回の大会で準グランプリが取れたことはうれしい」「世界の人がそれぞれの地域に合ったアレンジで食べてもらいたい」「自分が賞を取ったことで、地元の事業者が自分もできると自信を持ってもらえる」など受賞の喜びを語りました。
 このグランプリは、「6次産業化」や「農商工連携」により開発された商品を「ニッポンの宝物として世界に紹介していくものです。グランプリと同時に開催された物販イベントでは、日本各地の宝物の販売が行われ、千葉県の宝物として、(有)青倉商店の「伏せ姫さんが焼き」、(株)房総農業会社の「おにぎり生姜」、髙倉かつ江「カレンデュラオイル」などが出品されました。また、南房総のご当地アイドル「WHiTE BEACH」も大阪まで駆けつけ、南房総の宝物をPRしました。
【グランプリの審査員を務めたのは、9名】
・フォーブスジャパン編集長  高野 真さん
・経済同友会/米州委員長知日派  多田幸雄さん
・農林水産省農村政策推進室長  西 経子さん
・不動産情報サイト「HOME’S(ホームズ)」の運営会社ネクスト社長 井上高志さん
・ニューヨークで活躍する料理研究家 千葉真知子さん  ほか

▼ お問い合わせ
MBC事務局
南房総市 農林水産部 農林水産課 地域資源再生室
tel:0470(33)1073 fax:0470(20)4592
E-mail: shigen@city.minamiboso.chiba.jp

【投稿者 地産地消の部屋 shigen@city.minamiboso.chiba.jp
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