地産地消の活動に積極的に取り組む有限会社青倉商店(代表取締役 青木達郎)は、農林水産省が主催する「第5回地産地消給食等メニューコンテスト」において、応募のあった151件の中から、同店で平成22年11月に発売した「房総お宝弁当」が、食料産業局長賞を受賞しました。
地産地消給食等メニューコンテストとは、農林水産省で地産地消の取組を一層促進するため、学校給食、社員食堂、外食・弁当等において、生産者との交流促進等の取組を伴った地場農林水産物の食材を活用しているメニューを募集し、審査委員による審査を経て優れたものを選考の上、表彰するものです。
10月30日(火)、東京都千代田区霞ヶ関 農林水産省で、第5回地産地消給食等メニューコンテストの表彰式が行われ、同店の青木則文部長が出席し、針原寿朗農林水産省食料産業局長から表彰状が授与されました。
有限会社青倉商店では、南房総市と南房総市地産地消推進協議会(川名浩司委員長)が主催する料理コンテストの入賞作品の中から6作品を詰め込んだ地産地消弁当の「房総お宝弁当」を商品化しました。
審査講評では、料理コンテストの作品をお弁当にすること、子ども達の料理への想いをお弁当の掛け紙で紹介することで、子ども達が料理に興味を持ち、やる気にさせる同店の取組みと、そのメニューのおもしろさ、食材の選定の良さによる子ども達の取組みの二つが高く評価され、同賞を受賞しました。
同店の青木則文部長は、「南房総市は合併して大きな市となり、その中でも地域食材に特徴があります。家族で食材・料理を考えて応募し、このお弁当の中には子ども達の気持ちがすべて詰まっている。今回の受賞を子ども達やお弁当開発に携わった方々に伝えたい。また、次は農林水産大臣賞が取れるような活動を今後も続けていきたい。」と受賞の喜びを語りました。