南房総・平和をつくる会が行った活動報告会に参加してきました。
報告会は、3月14日(日)午後3時から、三芳農村環境改善センターを会場に行われました。
内容は、会が、本年度、千葉県のNPOパワーアップ補助金を活用して取り組んだ内容の報告でした。
先進地研修は、2箇所行ったそうです。
1.日吉台地下壕現地研修会(9月)では、横浜市 慶応義塾大学日吉校舎で学んだことを会員の馳川さんから発表がありました。
地下壕の建設時には、朝鮮の人たちを多く使っており、頑丈な地下壕のつくりから、命の差別が行われていたと感じたそうです。
2.山梨県の戦争遺跡現地研修会(1月)では、南アルプス市、韮崎市、甲府市の3箇所で行った現地研修についてビデオカメラの映像を交えて、会員の溝口さんから発表がありました。
南アルプス市は、教育委員会としても積極的に取り組んでおり、戦争遺跡を学習の場として活用しているが、韮崎では、行政的に危ないから近づけさせないといったスタンスで行政によって対応が違うことがわかったそうです。
最後は、南房総市内での取り組みの報告です。
桜花の草取り作業と高井ケ谷砲台跡の調査、市民活動フェスタでのパネル展示、戦争体験の聞き取り調査などについて報告がありました。
平和の会では、今後、フィールドワークを続けながら、桜花と高井ケ谷の保存活動を引き続き行っていきたいとのことです。