安房の地でワタの栽培を提唱する「あわコットンクラブ」、コットン・コミュニケーションの第3弾。夏休み親子体験教室。
今回は、日本棉だけでなく、安房の地で栽培できる外国産の棉も紹介する。アメリカ原産の米棉、南米アマゾン原産のペルー棉と思われる緑と茶色の繊維が採れるものだ。
これらの花や繊維を実際見て触って、日本棉との違いを体感してみよう。
糸紡ぎには、いちばん原始的なスピンドルという、コマに似た道具を細い棒と野菜とで手作りしてみる。こんな道具で糸ができるのか、と思うかもしれないが、このシンプルな道具で、アンデスの人々は驚異的な細さの糸を紡いでいたのだ。
親子で<布>の原点に触れてみよう。
今回のワークショップは、南房総市教育委員会後援である。
また、21日(土)には、共催の宮澤賢治読書会のメンバーによる賢治童話の朗読がある。題材は「紫紺染めについて」。あまり知られていない賢治の傑作に会えるのも、この夏休みの楽しみのひとつになるであろう。
【日 時】8月21日(土)10時〜12時(11時半より宮澤賢治朗読会あり)
22日(日)10時〜11時半
【場 所】丸山「緑天農園」(南房総市宮下641)
【対 象】小学3年生以上の親子
【定 員】各日 親子15組(要予約)
【参加費】親子で1500円
【問合せ】電話 0470-46-4272(緑天農園)
0470-44-1780(あわコットンクラブ事務局)