8月の土曜学校は今年3月にオープンした渚の駅たてやまを見学しました。
昨年訪れた時には整備されていなかった「海辺の広場」には、大きな人工の海が造られていています。人工海の中にはクロダイやマダイ、カワハギ、クサフグなどたくさんの魚が泳いでいて、側面のガラス面はもちろん、水面の上からも観察することができます。
箱メガネも用意されているので、これで海の中を覗くとこともできます。魚たちも人になついていて近寄ってくるので、とてもよく観察できます。
隣にはナマコやヤドカリを触れることのできる体感水槽も用意されています。子ども達は初めて触るナマコに驚いていました。
館山市立博物館分館では、昔の漁師の家を再現した板間の部屋にあがらせてもらい、エコミューゼ研究会のガイドから昔の生活の話を聞きました。神棚や仏壇は、暮らしを守ってくれる神様や仏様に感謝する気持ちを忘れないこと。囲炉裏は調理するだけではなく、煙によって、家の中の虫を退治したり、木を保護したりして役に立っていること。裸電球の前はランプで暮らしていたことなどを学びました。
館山夕日桟橋では、橋げたの周りに群れをつくっているイワシやのんびりと漂うアンドンクラゲを発見しながら、青く広がる真夏の海を眺めながら、館山湾から見える大房岬と堂山を探しました。