今年で第21回を数える夏の南房総人形劇フェスティバル(主催:南房総市教育委員会)が、8月9日(日)からとみうら元気倶楽部を会場にしてスタートいたします。
初日の8月9日は、「竜子姫まつり」と題して、南房総市内のアマチュア劇団やNPOなどの人形劇や紙芝居、クイズラリー、ビンゴ大会などのお楽しみイベント、南総里見八犬伝の八犬士が勢揃いする「殺陣体験と魂刀流模範演技」など、親子で楽しめるイベント満載のひとときをご用意しています。
また、今年の注目の演目は、ダンボールを使った笑いと驚きが凝縮されたステージ「お花のハナックの物語(平常)」の人形劇。そのほか、お馴染みの人気劇団による「びんぼう神とふくの神(オフィスやまいも)」、「みなみのうみのおとぎ話(かかし座)」、「スーホの白い馬(劇団貝の火)」が予定されています。
千秋楽は、桐竹勘十郎氏らによる「義経千本桜」道行初音旅で、扇を後ろ向きで投げるのを受け止める名シーンが、今年も会場を魅了します。また、子どもたちや地域の方々に文楽を身近に感じてもらおうと、毎年好評の「ふれあい文楽教室」も開催されます。
今年は、より多くの方に人形劇にふれる機会を作ろうと、出前PR公演と題して、千倉、三芳、富山、丸山地域の映画会や朗読会のプログラムの1コマに出前人形劇を8月1日から公演し、好評を得ています。
ぜひ、夏休みを利用して多くの子どもたちに、家族で過ごすステキな芸術のひとときをお楽しみいただきたいと思います。会場内に子どもたちの笑いと笑顔があふれるような、フェスティバルにしていきますので、スタッフ一同お待ちしております。
お問合せは、とみうら元気倶楽部(電話0470-33-3411)へ。
■主催:南房総市教育委員会
■主管:NPO法人富浦エコミューゼ研究会
■後援:館山市教育委員会、鴨川市教育委員会、鋸南町教育委員会、南房総市観光協会、南房総市内房商工会、南房総市朝夷商工会