7月のウォッチングは、「新しい道シリーズ」ということで、現在、建設を進めている富浦から鴨川までを結ぶ広域営農団地農道の一部、南無谷地区から大津地区の花倶楽部の間を散策しました。
まずは、南無谷地区の沢筋を走る農道を歩いて豊岡トンネルへ向います。この農道は軽トラック1台が通れるほどの細い道路のため、農家さんたちの上り・下りの時間帯が決められていて、なるべく交差しないように工夫しているとのことです。
豊岡トンネルの西側(南無谷側)の入口に到着。今回のウォッチングするトンネルは、 この豊岡、丹生、大津の3つのトンネルですが、いずれのトンネルも西側の入口の壁には「枇杷」の絵が、東側の入口の壁には「アイリス」の絵が描かれています。
豊岡トンネルから丹生トンネルへ向かう途中、右へ入る道に。ここから少し行ったところに薬師様が祀られています。眼の神様といわれたこの薬師様の通りは、昔、縁日も開かれ、出店なども並ぶほどにぎわったそうです。薬師様には新しい花も供えられ、今でも信仰心のある地域の方がいる様子がわかりました。
この後、丹生トンネルを抜け、現在、建設を進めている大津トンネルの入口へ。大津トンネルは、今年度中には工事が完了し、通行が可能になるそうです。完成した後には、またウォッチングを企画したいと考えていますが、この日は、グルッと大回りをして、大津の道の駅・花倶楽部へ。汗をかいた参加者は、冷たい飲み物やソフトクリームなどで喉を潤しました。