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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2010年3月15日
211回ウォッチング 春の恵みを楽しむ
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摘みたての春を揚げたてて食す。贅沢です!

毎年3月は春の訪れを味覚でウォッチングします。
大房の遊歩道、足元にはたくさんの春が広がっています。今回も少しだけ春の恵みのお裾分けをしていただきました。
タンポポはいたるところで黄色の花びらを広げ、スミレも可憐な花をつけています。フキノトウはすっかり花が開いていますが、それでも天ぷらにすると春の香りはしっかりと残っています。名前の由来が噛むと酸っぱいスイバは炊事場の周りに生えています。苦味があるのはボタンボウフウ。でも沖縄では天ぷらで食されるそうです。ツワブキは関西でよく食される。ハマボウフウ、ツルナ、アシタバは人気の一品です。
普段は口にすることの無い野草たち。野菜の方が美味しいのは当たり前です。でも、苦味や甘味、香り、食感など。「春を味わう」ことができるのは、この野草たちです。
この日は、参加者の方からイノシシ肉のお裾分けもあり、煮チャーシューにしました。イノシシ肉はとても柔らかく、クセもなく参加者の口にあっという間に運ばれます。
この他にもナバナのおひたしやツクシのキンピラなどの差し入れも有り、お腹も春いっぱいになりました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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