2月の土曜学校は、日本の宝を探しに丸山の石堂寺に出かけました。
まず子ども達を迎えたのは、江戸時代に造られた仁王門。ここでは仁王様がヒルに苦しむ村人たち助けた「仁王様のヒル退治」のお話を聞きました。
客殿では、初代・伊八の彫刻を見学した後、若住職様からご仏壇に手を合わせる大切や木魚は眠気覚ましの意味(目を閉じない魚にたとえ)などを教えていただきました。また、石堂寺とかかわりの深い青岳尼の紙芝居も聞きました。
境内では、多宝塔、本堂、薬師堂。どれもとても歴史のある建物です。この地域に国の指定する文化財がこれほど残されていることは、とても素晴らしいことです。本堂ではみんなで手を合わせお祈りしました。
尾形家では、茅葺き屋根の下で、雨水が中まで染み込まず表面で雨垂れとなっている様子を発見しました。
この日は、フキノトウや梅の花、そしてカエルも発見しました。間もなく啓蟄。もうすぐやってくる春を感じた土曜学校でした。