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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2016年5月31日
5月土曜学校・「野房ものがたり」の舞台を歩く
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元気倶楽部で紙芝居を聞いてから出発
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途中、瀧淵神社で一休み。大房岬から移ってきたことを聞きます
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船形の丸山岬で、海の風景と岩場を楽しみました

5月の土曜学校は、南房総市富浦と館山市船形の境「野房」に残る民話の舞台を歩きました。
出発前、その民話を紙芝居で聞きました。「野房ものがたり」はキツネと人の哀しい恋のものがたりです。
元気倶楽部から元気に歩きだした子ども達。多田良の細い路地を歩きます。昔の道やにぎわったお店や病院があったことなどを聞きました。
瀧淵神社の前では、キツネの三吉を祀った「三吉稲荷」を見に行きましたが、石造物が多く、どれが三吉稲荷かは分かりませんでした。
富浦学園前あたりは、少し前まで松林だったようです。『野房の松原、多田良の田んぼ~』と言う歌が残っているのですが、今は松くい虫にやられてしまい、松の姿はみることができません。
野房の岩場に出ると、鏡ヶ浦が一望できます。船形の海岸に降りる時は岩場を慎重に降りて行きます。低学年が多い今年のメンバーですが、チャレンジ精神は旺盛です。ガイドの手をあまり借りないようにして、自分の足でしっかりと降りることができました。
砂浜では、コウイカの骨をたくさん見つけました。丸山公園下の岩場ではカニやフナムシなど海の生物を観察しました。
子ども達の中には「こんな所、来たことがない。」と言う子もいて、外に連れ出すこと、たくさん遊んでくれることの大切さを感じました。
初夏の暑さに大汗をかきながらも、一生懸命、歩いて帰りました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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