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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2015年1月27日
1月土曜学校・双眼鏡を使って大房観察
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みんな集中してメジロを探しました

27年最初の土曜学校は、富浦の大房に双眼鏡を持って散策に出かけました。
もちろん目的は冬の野鳥たちの姿を観察するのですが、双眼鏡を使えば、いつもは見ることのできない遠くの発見をすることができます。
双眼鏡の使い方を教わった子ども達は、遊歩道入口で富浦湾を眺めます。まず子ども達が見つけるのは、エメラルドグリーンの屋根が目印の富浦小学校。グランドには少年野球のクラスメートたちが練習している姿が見えます。法華崎前の雀島にはウミウたちの群れを見つけることができました。
運動広場には、おしゃべりも控えめで静かに足を進めます。この園地にはたくさんの野鳥たちの姿を見ることができます。ヒヨドリやアオジの姿も観察しました。桜の枝にメジロの巣があるのも発見しました。
第一展望台から発見は、浮島の向こう側に薄っすらと見えるスカイツリー。子ども達も大房から見えることに驚き。夏にクルージングで廻った猪瀬に釣人達がいることも発見。双眼鏡の威力に楽しさを感じているようです。
空には、トンビとミサゴが風に浮かんでいるように飛んでいました。子ども達はミサゴのお腹の白さを確認していました。
ツバキの木の中にはメジロが鳴いています。みんなツバキの木の下に静かに集まりメジロの姿を探しました。メジロは動きが早く枝から枝へ飛びまわります。それでも子ども達はツバキの花をついばむメジロの姿を見つけ、「いたよ~。目の周り白いね。」とはしゃいでいます。
第2展望台では、行き交う船を観察しましたが、最後に南係船場沖にいた漁船は長い竿を手で持ち、箱メガネで海の中を覗いていました。「あれは『ミズキ漁』と言って、サザエを採るんだよ。」と教わりました。
双眼鏡でたくさんの発見をした土曜学校でした。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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