12月のウォッチングは、好評をいただいている「知らない道シリーズ」。今回は三芳の上滝田から富浦の宮本仲尾沢を結ぶ林道仲尾沢線をウォッチングしました。
この日のスタートは三芳側から。現在、工事が進められる広域農道の富浦と三芳をつなぐ東仲尾沢トンネルをまずはウォッチング。このトンネルは仲尾沢林道の峠越えを602mの直線で結んでいます。当初はこの新しいトンネルを通って富浦側に出る予定でしたが、とても残念なことにトンネル内にイタズラ書きをされたためにフェンスが張られてしまいました。
でも、参加者の皆さんは遠回りでも歩く楽しみを知っています。林道の峠に差し掛かると西の谷堰が出てきます。この堰は富浦地にあるのですが、用水は三芳に流れ、三芳地区の水利組合が管理しています。小さな堰の水面には紅葉の赤が映っていました。
林道は杉の木が立ち並び、とても小さな滝(?)やフユイチゴの赤い実があったりで、舗装されていない道を楽しませてくれます。20年ほど前には桐山と呼ばれる桐の木が管理されていたところもあったそうです。
間もなく林道の終わりに近づいたころ、最後の紅葉が参加者の眼を癒してくれました。
仲尾沢地区の集落に出た一行は、八束地区で最初に造られた西洋式のトンネルをくぐり抜け、魔よけのミチキリの話を聞きながら、ゴールの花倶楽部へ向かいました。
次回のウォッチングは、年明けの1月9日。大房でバードウォッチングを楽しみます。ぜひご参加ください。