~千倉地区・大貫古道~
5月28日(土)9時までに小松寺駐車場に集まったのは当会や大貫古道の会のメンバー以外に地元の登山グループや「房日を見て来た」という人など、総勢19名。
朝まで千倉地区に局地的に降った大雨で実施が危ぶまれたが、危険ならば戻ってくることとして決行、各自ゴミ袋を手に9時にスタートした。
確かに登り下りの山道はぬかるんでいて滑ったが何とか怪我なく歩けた。
山道はマテバシイに覆われた木漏れ日が注ぐトンネルで、下は落ち葉の絨毯でふわふわして心地よく、木々の緑は雨上がりでいっそ鮮やか、空気もフィトンチッドが一杯で爽やかだった。
大貫古道会のガイドからは15分くらい毎にはのどの渇きを潤す指示が有り、浅間神社の祠、道標、乙王の墓など要所要所では詳しい説明がなされた。
登山グループのメンバーからはヤブコウジ、クロモジ、アスナロ、マムシグサなど目につく植物の名前などを教えてもらった。
光合成をしない植物として有名なギンリョウソウ(銀竜草)も初めて観察した。
そうして2時間くらいで山道を終え、広い林道に出た。
山道ではゴミは何一つなかったが、林道の両側にはペットボトルや空き缶が落ちており、中には拾いきれないほどまとめて捨ててあった。
それらを拾いながらゴールを目指し、11時50分に駐車場に戻った。
集めたゴミを燃えるゴミ、缶、ビンに分別し、集合写真撮って解散した。
お世話いただいた大貫古道の会の皆さんに感謝!