10月の土曜学校も子ども達はカサを持って集まってくれました。この日は富浦の花倶楽部周辺、大津の里山を散策しました。
熊野神社へ向かう途中に小さな橋を渡ります。岡本川の上流です。昨夜からの雨で排水溝からザーザーと音を立てて川へ落ちる雨水は、まるで滝のようです。すぐ脇のコンクリートの壁にはカタツムリが三匹も集まっていました。
神社の入口で、この地域の謎で、「鳥居」がないことを聞きます。男坂の階段を登り、右手に熊野神社の社、左手に諏訪神社の社。ここには二つの神社があることを教わります。参拝の仕方を教わり、みんなで「二礼、二拍手、一礼」。
大津の里の守り神・仁王様にも手を合わせます。昔、大きなお寺があって、そのお寺が別の場所に移っても、仁王様だけは動こうとせずにここに残ったそうです。子ども達は、小さいけれど顔の迫力にびっくりしていました。
途中で雨が強くなり、花倶楽部に逃げ込みました。ここでは紙芝居を聞いた後に、キンギョソウやストレリチアのお話を聞きました。
雨の中の土曜学校でしたが、エノコログサやカラスウリ、イヌタデ。秋の里山を楽しみました。