10年10月24日
10月土曜学校・おっ越し坂から清水谷へ
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10月の土曜学校は、富浦福沢地区のおっ越し坂から清水谷を通り、カゼの神様・金気神社を訪れました。
「おっ越し坂」の名前の由来は、頼朝伝説の一つだそうです。偉い武将がお越しになったということから「おっ越し坂」となったそうです。
坂の頂上から山道に入ります。子ども達にとっては久しぶりの山道です。木々の中をとおりしばらく行くと、アケビの実が口をあけていました。
参加した子ども達は、全員アケビを食べたことがないとのこと。数個いただいて、子ども達に試食させました。最初はおっかなびっくりな様子で口にし始めた子ども達ですが、「あまーい」と言う声が上がりました。土曜学校で食べたアケビの味をしっかりと記憶してくれるのではないでしょうか。
少しずつ汗ばみながら足を進めると、枇杷山につけられたモノレールを発見。普段、見ることのない枇杷の栽培に使うための道具を知りました。おまけに、モノレールの「モノ」は「一つ」という意味で、「1本のレール」という雑学も学びました。
滑りやすい坂道を下り、里の平坦な道にかかったとき、エビヅルの実を発見しました。かなり色づいた実を子ども達も口に運びます。まだ少し早い実もありましたが、酸味が程良くあり、指先と口の周りをムラサキ色にしながら食べ続ける子どももいました。
最後に、カゼの神様の金気神社で一休み。金気神社は以前、「金尾谷(かのうや)の天王様(てんのうさま)」と言われていたそうです。「風と風邪の神様」にお祈りをしたあとに帰りのバスに向かいました。

【富浦エコミューゼ研究会】

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