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コーラスグループ“ベッラ・ルーナ” ニュース

2012年2月17日
*月の船に乗って*歌の世界へ #3
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ギュスターブ・モロー「サムソンとデリラ」

 皆さまこんにちは!コーラスグループ“ベッラ・ルーナ”(美しい月)です。
私たちは、今とても難しい曲に取り組んでいます。
歌劇『サムソンとデリラ』の中の有名なアリア、「我が心君が声に開く」です。
 ここでサムソンとデリラについて少しお話しましょう。

このお話は、旧約聖書に基づいたお話です。
 ☆時は紀元前1150年、パレスチナの都ガザで、エホバの神を信じるヘブライ人は
タゴンの神を信じるペリシテ人に征服されてしまいます。奴隷となったヘブライ人を
奮い立たせ、民族を解放したのが神の力が乗り移った英雄サムソンでした。
ところが、サムソンはペリシテ人の美しい娘、デリラに心を奪われてしまいます。
これを知ったペリシテの大司教は復讐の為、デリラにサムソンの弱点を聞くように
促します。美しいデリラに夢中なサムソンは執拗に迫るデリラの誘惑に負け、
神に背いて愛を貫く事を誓ってしまいます。
 この時、デリラは有名なアリア「我が心君が声に開く」を歌い、ついにサムソンの
唯一の弱点を聞き出すことに成功しました。彼がエホバの神から与えられた
力の源、それは長い髪にありました。

 サムソンが神に背いてでもデリラを愛することを誓ってしまう、そんな
クライマックスに登場する曲、さて私たちは皆様の心を開くことが
出来るでしょうか?練習はまだ始まったばかりです。

【投稿者 コーラスグループ“ベッラ・ルーナ” cheekh@aol.com
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